狭山市都市緑化植物園

みどりのカウンセラー・緑の相談所

Q:戸外で冬越し後、葉が茶色く枯れている部分があります。(3月のみどりの相談より)

A:

 オリーブは-3℃程度までの低温であれば問題なく冬越しをすることが出来ますが、今年の冬は特に冷え込む日も多かったため、寒風にさらされた葉が 枯れてしまった可能性があります。春以降の芽吹きと葉の状態が正常であれば病気の可能性は低いと考えられます。

Q:アジサイの剪定時期と切る場所を教えて下さい。(3月のみどりの質問ポストより)

A:

 剪定は花が終わってすぐから9月上旬までの時期に行います。剪定する位置は、花の下2~3節目の新芽の上で切ります。その年に伸びた枝(緑色の枝)の下が 2~3節残るようにすると良いです。アジサイは前の年に伸びて花を咲かせなかった枝と花の下から伸びた新芽に花芽をつけるため、緑色の枝を残さずに短く剪定して しまうと、次の年に花が咲きません。

Q:庭植えしたのですが、冬に葉が落ちてしまいました。(2月のみどりの相談より)

A:

 寒さにあたり、落葉してしまったものと考えられます。南アフリカ原産の種類は寒さに弱く、関東近郊では鉢植え栽培で、冬には室内に取り込むと良いでしょう。

Q:クリスマスローズの古葉切り、肥料について教えてください。(2月のみどりの質問ポストより)

A:

 夏を越した葉は12月下旬以降の時期であれば切り取って問題ありません。地植えの場合、肥料は特に与えなくとも、秋に株周りに堆肥を施してあげる程度で よく生育します。肥料を与える場合は10月頃に緩効性の化成肥料を与えるか、10月~翌4月頃まで水やり代わりに月1~2回程度薄めた液肥を与えます。

Q:ヘデラが庭木にからみついてしまいます。(1月のみどりの相談より)

A:

 ヘデラは生育が旺盛なつる植物のため、庭木やフェンスなどによく這います。あまりたくさん木に絡むと、葉を覆い、光合成の妨げになる他、幹に絡んだつるが木を 締め付けてしまい、生育の妨げになるため、なるべくから絡まないようにつるを整理します。

Q:カクタスにつぼみがつきません。(1月のみどりの質問ポストより)

A:

 シャコバサボテン(カクタス)は、日が短くなると花芽をつける「短日植物」の為、夜も光の当たる環境に置かれていると花芽が付きづらくなります。 夜間に覆いをするなどして光が当たらないように管理します。3月下旬~4月頃に草姿を整え、新しい葉を出すために地際から3~5節葉を残して葉を摘み取ります(春の葉摘み)。 9月下旬~10月下旬頃に花を咲かせるため、小さな新芽や茎葉を摘み取り、花芽を付きやすくします(秋の葉摘み)。

Q:シュウメイギクの花が咲きません。(12月のみどりの相談より)

A:

 シュウメイギクは丈夫で、半日陰~日向まで適応範囲が広い植物ですが、日当たりがよく、やや湿り気のある土が最も適しています。日射が強すぎると葉が枯れてくる ことがありますので、株元は日陰になるような場所がよいでしょう。夏の日射や植えつけ場所などをチェックしてみて下さい。

Q:アボカドの冬越し方法を教えてください。(12月のみどりの相談より)

A:

 アボカドはメキシコや中央アメリカが原産で、熱帯や亜熱帯の気候に当たります。基本的に日本では寒さに弱いため、戸外での越冬は難しいです。ただし5℃以上あれば 冬越しできるので、玄関先などに取り込むと良いでしょう。日光を好む植物なので、冬でも日当たりのよい場所が適しています。冬期は水やりを控え目にし、根腐れしないよう注意しましょう。

Q:カランコエは地植えできますか。冬はどのように管理しますか。(11月のみどりの相談より)

A:

 寒さに比較的弱い植物なので、地植えには向きません。鉢植えで管理し、冬は室内の暖かく日当たりの良い場所に置きます。葉が多肉質で乾燥にも強いため、 土の表面が乾いてから2日程度経ってから水やりをします。つぼみのついている株は、咲き終わった部分から順に花茎のつけ根から切っておきます。

Q:カサブランカの球根を購入しました。育て方は?(11月のみどりの質問ポストより)

A:

 ユリは球根の下から出る「下根」と上から出る「上根」という2種類の根が出てきます。「下根」は体を支える役割を持ち、「上根」は生長のために水分や養分を取り込む重要な役割を持っています。そのため、球根の植え付けが浅いと十分に上根が張れず、茎や葉の生長がうまく行えません。花が咲かない場合もあります。鉢植えで育てることも出来ますが、用いる鉢は深さのある鉢が適しています。植え付けは10~11月頃が適期で、鉢の深さの真ん中くらいに球根が来るように植え付けます。ユリは系統によって好む土質や環境が異なりますが、「カサブランカ」などの「オリエンタル・ハイブリッド系」は原種が森林に生息するユリのため、明るい日陰と有機質に飛んだ軽めの土を好みます。また、鉢植えの場合は適期の10~11月の間に毎年植え替えが必要になります。鉢植えであれば、梅雨と春秋の長雨に当てないよう、鉢を軒下などへ移動させましょう。

Q:バラの種類はどのくらいありますか。(10月のみどりの質問ポストより)

A:

 原種は北半球にのみ自生し、その種類は150~200種程度あるとされています。長い歴史の中で品種改良が重ねられたバラは、登録されている園芸品種だけでも4万種を超えるとされ、その他のものも含めると10万種を超えるとの説もあります。

Q:コスモスの種類はどのくらいありますか。(10月のみどりの質問ポストより)

A:

 原産地のメキシコでは20種ほどの野生種が知られていますが、改良された園芸品種は数多くまた、新しい品種が続々と生まれているので、正確な品種数は不明です。

Q:モチノキにカイガラムシがついてしまいます。(9月のみどりの相談より)

A:

 ブラシなどでこすり落とす、被害の大きい枝は切り取る等の対処をします。成虫には薬剤が効きにくく、ほぼ効果はありません。幼虫発生期の6~7月に カルホス乳剤などの殺虫剤を数回散布して防除します。活力のない木は被害を受けやすいので、強い剪定をしない、土壌改良をするなどで回復に努めてください。

Q:ドウダンツツジの株元に木クズがたくさん落ちていています。(9月のみどりの相談より)

A:

 カミキリムシ幼虫(テッポウムシ)の食害跡です。成虫が幹に産卵し、ふ化した幼虫は幹に潜りトンネル状に内部を食害します。幹の穴からフンを排出すると株元に 積もります。幹の食害した穴から「キンチョールE」などのノズル付き殺虫剤で駆除します。

Q:種まきしたハボタンを小さく育てる方法はありますか。(8月のみどりの相談より)

A:

 丈を詰めて栽培するには「矮化剤」を用います。1回目は発芽が揃った直後、2回目はポット上げから1~2週間後に様子を見て散布します。ハボタンは寒さに 当たると発色する特性がありますが、窒素肥料が効きすぎていると発色が鈍くなる傾向があります。施肥は10月頭頃までに済ませ、それ以降施肥の必要はありません。

Q:球根から咲く花の色はどうしてわかるのですか(小学生)。(8月のみどりの相談より)

A:

 あらかじめ、混ざらないよう色分けして生産しています。また、ヒヤシンスなど、球根の色である程度判別できるものもあります。ヒヤシンスは球根の色と 咲く花の色がなんとなく似ているので予想できますが、それ以外の種類の球根では、花の色は判別できません。

Q:アジサイの剪定時期ですが今年咲かなかった枝は剪定しますか。(7月のみどりの相談より)

A:

 今年咲かなかった枝は、来年花を咲かせます。花を楽しみたいのであれば特に剪定は行いません。バランスが悪い場合は、好みの長さに切戻しますが、低い位置で切戻すと花は翌々年まで咲きません。

Q:ゴーヤの種の蒔き方にはコツがありますか。(7月のみどりの相談より)

A:

 発芽しやすくするために種の尖った方を少し、水に浸し発芽させます。カットした方を下にして1.5cmの深さで植えつけます。発芽の適温は25度~30度ですので必ず暖かく暗い場所で発芽させます。

Q:ハツユキカズラの葉が緑ばかりで綺麗に発色しません。(6月のみどりの質問ポストより)

A:

 ハツユキカズラは新芽のとき赤みの強い色になり、そこから徐々にピンク、白と色調が変化し、最終的には緑色の葉になります。日当たりの良くない場所で育てていると、新芽も色づきにくく緑色になってしまうので、日当たりの良い場所で育てます。春~夏に刈り込んで新芽の発生を促しても良いでしょう。生育が旺盛なため、鉢植えにしている場合は根詰まりを起こしやすく、こちらも発色が悪くなる原因になります。鉢の底から根がはみ出ているようであれば植え替えを行います。適期は4月~6月で、1~2年に1度生育の状況をみて行います。

Q:ヒメジオンとハルジオンの違いを教えてください。(6月のみどりの質問ポストより)

A:

 一般的に、ヒメジョオンの方は背が高く、花は小さくて数が多く、根本がすっきりしています。対して、ハルジオンは、背が低く、花は大きくて少なく、根本に葉があります。また、ハルジオンの蕾は下を向いてうなだれているような特徴があります。見た目にわからない場合は茎を折って断面で判定します。ヒメジョオンの茎には空洞がなく、真ん中には白いワタ状のものが詰まっていますが、ハルジオンの茎は真ん中が空洞になっています。

Q:ジャカランダの木が枯れてしまいました。(5月のみどりの質問ポストより)

A:

 ジャカランダは南アメリカ原産の花木で、寒さにあまり強くありません。鉢植えの場合は最低気温が10℃程度になる時期に室内に取り込みます。(10℃を切ると葉を落とします)0℃前後までの寒さには耐えられますが、それ以下になると枯死する場合があるので、露地植えの場合は冬季に株元にマルチングをし、地上部は幹巻きや寒冷紗をかけるなどして防寒対策をします。(枯死の原因で最も多いのが凍害によるものです)また、日当たりを好むので、冬場の室内でもガラス越しの日光に十分当てます。(日照不足だと葉が落ちる場合があります)。

Q:モンステラの葉の切り込みがなくなってしまいました。(5月のみどりの質問ポストより)

A:

 モンステラの葉は幼葉のうちは穴が開きません。目安としては葉の幅が15cm~20cmより大きくならないと穴があかない傾向にあるようです。植え替えをしばらく行っていないと根が詰まって生育が悪くなり、大きな葉を出しづらくなるため、2年に1度程度の間隔で植え替えを行います。大きくなりすぎた株は植え替えと同時に切り戻すと良いでしょう。

Q:バラの先端が枯れてつぼみが膨らみません。(4月のみどりの質問ポストより)

A:

 バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)による食害の可能性が考えられます。バラゾウムシは4月ごろから発生する害虫で、新芽やつぼみの下に卵を産み付け、被害部を枯らしてしまいます。見つけ次第捕殺、若しくは適用のある薬剤の散布で対処します。幼虫はつぼみがらの中で越冬するので、バラの落ち葉やつぼみがらをバラの周りに残さないことも重要です。

Q:フジの花が咲きません。(4月のみどりの質問ポストより)

A:

 鉢植えのフジが咲かない原因はいくつか考えられます。フジの苗木を鉢植えにする場合、現在付いている根よりも大きめの鉢に植えてしまうと、根の成長が旺盛になり、茎や葉を伸ばす「栄養成長」が活発化するため、花芽をつけにくくなります。これを庭土に地植えすると、更に栄養成長が活発になり、より花がつきにくくなるので、花を早く咲かせたい場合は避けたほうが良いでしょう。肥料を与えている場合、葉菜用肥料などのように窒素分が多いと花つきが悪くなる原因になります。つるが伸びすぎる場合は窒素肥料を控えます。日当たりが悪い場合も花芽をつけにくくなることがあります。基本的には日当たりの良い場所で管理し、半日陰で管理する場合は最低でも1日4時間以上は日が当たる場所が望ましいです。また、フジは6月下旬~8月上旬頃に翌年咲かせる花芽をつけるので、それ以降の剪定で花芽を切ってしまうと翌年の花は期待できなくなってしまいます。

Q:クンシランの花は終わりましたか。(4月のみどりの質問ポストより)

A:

 植物園には現在クンシランの株がありませんが、一般的にクンシランの開花期は4月~5月頃になります。

Q:ハンカチノキはいつごろ咲きますか。(4月のみどりの質問ポストより)

A:

 園内には2本のハンカチノキが植栽されており、開花時期が少し異なります。苞が白く変化し見頃になるのは例年ですと、小さい木が4月24日頃から4月30日くらいまで、大きい木が4月30日から5月6日くらいまでになります。毎年の天候により、開花時期はある程度前後しますが、今年はいつもより遅めとなりそうです。

お問い合わせ

狭山市都市緑化植物園 緑の相談所
TEL (04)2952-6131
電話受付時間 08:30~17:00
緑の相談所は12/31・1/1はお休みです。

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