要領の良いトリ発見!
(2013年4月15日)

  
                                      ジュウシマツってこんな鳥


アカハナグマのハナちゃんは高齢のため(15歳です)隣にいる若いペアとはだいぶ異なる生活をしています。餌の内容もその1つです。朝、放飼場に出す時、ハナにはミルワームと言う昆虫の幼虫を使用しています。ウッドチップを撒いたところにミルワームをまいて、大好物の虫を探すことで運動をさせるのです。開園前の時間なので見ることはできないのですが、それも失敗の原因でした。


放飼場に餌を置き、扉を開けてもハナはなかなか起きてきません。そこで、そのまま次の作業に進みます。いろいろな音でそのうち起き出し自分で出てゆくからです。冬の間、ずっとそうしてきました。ところが、本来ならハナが見つけて食べるはずのムシを何と!シジュウカラ(野生の鳥ですよ!)が檻の隙間から入ってきて食べているのを発見。びっくりです。シジュウカラは市街地の公園や庭などでも普通に見られる鳥です。ですが、他の放飼場にスズメがいるようには慣れていない鳥です。よっぽどお腹の減っている時にムシを見つけて学習したか、警戒心の少ない個体か。開園前で園路に人が歩いていないのも、鳥にとっては安心だったでしょう。
暖かくなり、外に出るのを扉の前で待つようになった今、餌のミルワームはちゃんとハナちゃんのお腹におさまっています。



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ハナのお昼寝
(2013年2月28日)



アカハナグマのハナさんは199710月生まれの15歳のおばあちゃんです。アカハナグマの寿命は野生で78年、飼育下で1415年と言われているので十分におばあちゃんなのです。


昨年までは展示場の角の棚の上に保温ライトを点けておくと、スロープを使って上がっていたのですが、夏に脇の網をつたって降りようとした際に爪がひっかかり宙ぶらりんになるというアクシデントが起きてからスロープを使わなくなってしまいました。
熱帯に住む動物なので、日本の冬は寒すぎです。去年と同じ保温方法がとれなくなってしまったので、この冬は保温マットを使ってみました。動物によっては、いつもと違うものをとても警戒する場合があります。形ばかりか、色が違っただけでも近づかないなんてことが起きたりもします。でも、ハナさんはマットを入れたその日からちゃんとその上で寝てくれました。さすが、年の功と言えばよいのでしょうか。気持ちの良いことはすぐわかるようです。
だんだん暖かくなり、日差しが気持ちの良い時は保温マットから降りはしないものの、マットの上でのびのびとしていることもあります。一日中寝ていることの多いハナさんですが、気持ちよさそうなお昼寝姿を楽しんでください。


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破壊王・・・じつはメスだった!!
(2012年11月28日)

  


元気良くあばれまくり展示場が粉々のアカハナグマですが、夜間寝室に収容ができなくて困っていました。もともと、メスと子供の集団で暮らし、オスは単独で行動する動物なので様子をみていました。
でも食べ物があると、オスがメスを寄せつけないだけでなくメスが逃げまどってしまい、メスが餌を食べられないだけでなく、オスがメスの分まで食べてしまいます。そこで、メスを以前からいたおばあちゃんのアカハナグマと同居させてみることにしました。

ところが、今度は若いメスが元気良くおばあちゃんがおされ気味。さぁ、困りました。でも、これでわかったことがありました。1頭になったオスは日々のんびりと暮らせるようになったらしく、昼間、放飼場でお昼寝をするように。そして、どこも壊れません。


結局、おばあちゃんの平和な生活を壊すわけにはいかないので、若いメスはまたオスと同居することに。でも、なにげにオスがやさしくなったようで餌を食べる時、扉を閉めて別々になることでなんとか解決。夜も扉こそ閉められないけれど、暖房の入った暖かい棚の上で2頭で寝られるようになりました。めでたし、めでたし。
メスによる破壊も少なくなったように思います。別居は良いきっかけだったかも。
ただし、今度はオスが水入れ(40×60cm位のコンテナ)をひっくり返して空にし、その中でお昼寝。昼間は水が飲めないアカハナグマたちです。

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破壊王きたる?!
(2012年8月10日)

    
 

何かと話題になるカピバラの陰で、ひっそりとデビューしたアカハナグマのペア。
アカハナグマはこれまでも飼育していましたが、以前からいる個体(ハナちゃんと言います)が高齢なため若い個体を捜していました。

今回、カピバラが長崎バイオパークからやって来るのに伴い(トリアスふれあい動物園は長崎バイオパークの分園のようなもの)アカハナグマも一緒にお借りすることができました。オスが2歳、メスが4歳のペアです。
これまで飼育していたハナちゃんは性格もあるでしょうが、もうゆっくりとしか動けなかったので、この若い2頭のパワーにはびっくり。用意した放飼場はアッという間に破壊されてしまいました。

野生ではメスと子供が群れで暮らし、オスは単独で過ごす動物です。まだ居場所が決まらないのかオスとメスの距離が微妙です。
どこに何を置くか、何を作るかは彼らの様子をもう少し観察してからのほうが良いようです。

パワー全開で動き回る(破壊しまくる?)アカハナグマに元気をもらいに来て下さい。


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