訃報
(2015年11月27日)
 
          

ベニコンゴウインコのオスが死亡しました。

見た目では、オスとメスの区別のつかないベニコンゴウインコ。以前いた動物園からペアだと言われていたのに、なかなか繁殖しない隣にいた2羽と共に数年前にDNA鑑定をしました。その結果、3羽ともオスでした。このため、2羽は他の動物園へペアリングのために移動して行き、この個体は当園に残り、2009年に若いメスを迎えました。
初は年の差もあるし、仲良く同居できるか不安でした。しかし年の功だったのか、それとも元々紳士的だったのか、ケンカする事もなく平穏な同居生活を送る事ができました。 2013年から毎年メスが産卵をし、雛の誕生を心待ちにしていましたが、残念ながら毎回無精卵で雛の誕生には至りませんでした。

大きな声でギャーギャーと鳴き、時には小さな子供たちと大声合戦になっていた事もありました。飼育係の事がちょっと怖くて近づけないけど、止まり木の上から飼育係の頭を狙ってウンチを落としてくる事もありました。

この動物園の中で40年以上も生活し、たくさんの来園者を見て来た事でしょう。もしかしたら、親、子、孫の3世代に渡って小さな頃から見て来た方もいたかもしれません。可愛がってくれた皆さん。ありがとうございました。


(藪)




どこ行った?!
(2013年4月15日)

  
   1羽しか見えない・・・。     巣箱の中から顔を覗かせるメス  それ以上近づくな。とでも言いたげなオス   

入り口正面のインコ舎。白いオウムたちに混じり、鮮やかな赤い色をしたベニコンゴウインコが、2羽います。しかし、最近姿が無い・・・。

4月2日、メスが舎内にいない!!!とあわてましたが、去年と同様きちんといました。巣箱の中に・・・(^^;)
2羽は年の差こそあれど、相性はなかなか良いようで、いつも一緒にいます。

昨年も産卵はしましたが、残念ながら無性卵だったため、雛の誕生にはいたりませんでした。
今年もメスが産卵したようで、ただいま巣箱の中にこもって卵をあたためているため、メスの姿が見られない状態。

餌を食べにメスが出てきた時を見計らって、巣箱の中を見たところ3つの卵が確認できましたが、すぐに異変を察知したメスが巣箱へ戻り、オスには威嚇され写真を撮る事ができませんでした(T。T)

ベニコンゴウインコはだいたい1ヶ月前後で孵化します。うまくいけば、来月には報告できるかと・・・。

今は見守る事しか出来ませんが、できるだけストレスを掛けないようにメスには抱卵を頑張ってもらいましょうp(^^)q


(藪)



お見合い大作戦。のその後。
(2012年5月15日)

   
 

最近、ベニコンゴウインコのケージがちょっと広く感じるんです。なぜならそれは、1羽しかいないから・・・。もう1羽はどこ??他の動物園にお引越し?それとも死んじゃった?

いやいや。きちんといますよ!ケージの中に!!
実は、「海ノ中道海浜公園 動物の森」からお嫁に来たメスは、ケージの中にある巣箱の中にいるんです!
なぜ巣箱の中にいるのかというと、故郷が恋しくて泣いている・・・ってそんなわけありません(^w^)
どうやら、「営巣(えいそう)」しているようなんです!(営巣とは、動物が巣を作る事をいいます。巣箱は飼育係の作ったものですが、巣箱の中で産卵、育雛ができるように準備をしています。)

巣箱は昨年設置しましたが、気に入らなかったのか、警戒していたのか、設置した当初は見向きもされず、せっかく作ったのに、そのまま朽ち果てていくんだろうな〜(=3=)なんて思っていましたが、今年に入って巣箱に入っている姿を確認でき、胸がいっぱい・・・(TuT)

この2羽は実は今流行の年の差婚(☆o☆)オスはこの動物園に1971年にはすでにいて、メスは1998年生まれ。少なく見積もっても、27歳差!!うまくいくか心配でしたが、相性は良かったようです(^^)

まだうまく産卵、育雛してくれるかわかりませんが、巣箱を覗いてメスにストレスをかけたりしないように見守りたいと思います。みなさんも、かわいい雛が観れるように祈ってて下さいね!!


(藪)

お見合い大作戦。
(2010年1月30日)

 

前回お伝えした、「海ノ中道海浜公園 動物の森」からやってきたメスを当園のオスとペアリングさせるため、同居を開始しました。
といっても、メスはまだ小さなケージの中にいます。
インコの仲間はペアにするにも相性があり、相性が悪いと追い回して殺してしまうこともあるからです。
ですから、ちゃんとした同居までにはいくつかのプロセスをふむようにしています。

このまま少し様子を見て、大丈夫そうなら晴れて同居の予定です。
ただ、これで仲良く見えても2羽うを仕切っている網がなくなったとたん大ゲンカを始めることも少なくありません。
彼らの相性しだいとはいえ、飼育係はしばらく緊張した日々を過ごします。


(藤嶋)




婿入り、嫁入り。
(2009年10月30日)

 

10月26日、当園のベニコンゴウインコが1羽、東京都にある多摩動物公園に引越しをしました。
繁殖を目的とした引越しです。

大宮公園小動物園にはオスが2羽で飼育されていました。
オスだけで飼育していても、繁殖のチャンスがないので以前からどうにかしなければと考えていました。そこで、今回の婿入りとなったわけです。
多摩動物公園ではぜひステキな相手に恵まれて繁殖してほしいなあと思っています。

ところで、当園に残ったもう1羽はどうなってしまうのでしょう?
そんな心配は無用ですよ。
実はすでに福岡県にある「海ノ中道海浜公園 動物の森」からメスが1羽来園しており、ペアリングの準備を進めているのです。
数年後には新たな命が誕生しているようにがんばりたいと思います。


ところで、動物園では多くの野生動物を飼育しています。
野生動物といっても最近では、自然界から動物園に動物を連れてくることはほとんどありません。
みなさんに動物の大切さや、減ってしまっている現状を伝えるためだったとしても、減少中の動物を捕まえてきて見せるというのは何か違うような気がしますよね?
ですから多くの動物園が協力して動物園にいる動物たちを交換したりしながら種を維持しているのです。
みなさんのお気に入りの動物たちはどこから来たのでしょう?そんなことを調べてみるのもおもしろいかもしれませんね。



(藤嶋)




旅立ち。
(2008年7月10日)


 
7月3日に、1羽が高知県の「わんぱーくこうち・アニマルランド」へお婿さんとして旅立ちました。

今回、引越しをした個体は平成16年にオスとメスのペアということで来園しました。
が…、まったく繁殖する気配がありません。
外見でオス・メスの判別が難しい種なので、DNA検査で調べたところ、、、

なんと両方ともオスということが判明しました。



そこで今回、繁殖のための引越しとなりました。
当園では繁殖することはできませんでしたが、むこうからの2世誕生のたよりが来ることを心待ちにしています。

(担当 藪)





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