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 雨の季節
(2018年6月14日)
  
  

 いよいよ関東地方も梅雨入りし、雨の季節になりました。これからの大地の恵みのため、暑い夏を越すため、色々な所で水は必要とされます。水不足を心配しないで済むよう願いたいです。ところで、カピバラと言えば水の中で遊んだり涼んだり、避難場所にしたりトイレだったりと、水場なしではとても飼育できない動物の1つですが、“雨嫌い”が定番。確かに雨の日のカピバラはテンション低い。最低限しか出歩かない、食事時とか…。でも、他の動物たちを見回してみても、だいたい雨の日はテンション低い。雨の日に元気なのは、水の中で餌を食べる動物たち。カワウソとか、ペンギンとか。カピバラは水辺の生き物だと思っているし、水遊びやお風呂が大好きだから雨もへっちゃらって思ってしまい「カピバラって雨嫌いだよね」が登場。という事にようやく思い当りました。うん、カピバラも雨嫌いです。他の動物たちと同じぐらいにはね。

(小高)  



 いつもと違います
(2018年5月16日)
 
 

 今年も園内のあちこちで草が伸び始め、本来の植栽を痛めたり、人止め柵に絡みついたりし始めています。そして、今年もいつも通り休園日に園内の除草作業が行われました。
今回は、カピバラ舎付近の草刈りと餌の時間がずれたためか、様子を見に行った時には全員が東屋の後ろに避難し、3頭でうろうろとしていました。困ったような怖いような皆さん。扉に近づくと一斉にまとわりついてきます。今回はそんなに大きな音がしたわけでも、至近距離に機械が来たわけでもないので、何がそんな態度を取らせてのかわかりません。でも、かなり情けない顔をしていましたよ、皆さん。


(小高)



コハルの誕生日
(2018年4月27日)
  

 

 4月の21日。コハル母さんの7回目のお誕生日。人が集まることを苦手とするコハルのために、ひっそりとおやつをプレゼントしました。この日のためにいただいた特別なフルーツとこの時のために公園内で一生懸命集めた青草をみんなのいる放飼場に置きました。野菜とフルーツは1頭分づつに、青草はなるべく広げて。大好きなのはやっぱり青草でしたが、スイカに気が付くと目に力が入りました。あっという間に平らげたコハル母さんは、青草に夢中なピースやラ・メールの分にも手を(口を?)出します。しかし、その隣にあるメロンはにおいを嗅いだだけで食べません。この日のメロンは特別です。始めてみるものでした。他の物が無くなりかけてようやく再びメロンの元へ。今度は口にします。そしてアッと言う間に食べつくしました。ようやくおいしいことを理解したようです。せっかくのプレゼントが無駄になったらと思っていたのでようやくほっとします。そして…。石橋をたたいてもなかなか渡れないラ・メールがメロンを前にさんざん悩んでいるとそこに割り込んだ母さんはもちろんメロンを自分の物にしました。コハル母さんの母さんらしいお誕生日になりました。

(小高)




寝る子は育つ 食べる仔も育つ
(2018年4月13日)
 

 

暖かくなり、池で泳ぐことが多くなってきたこのごろ、食べる量が増えてきたような気がします。

固形飼料や野菜などの餌の量はほぼ一年中変わりませんが(もう大人なので)、乾草はいつもあるようにしています。その時々の状態で好みがあり、全部が食べつくされることは少ないのですが、このところ完食続きです。3頭が一緒に野菜を食べ始めると、残りが少なくなった時点でまずピースがコハル母さんに追い払われます。ですがピースは東屋に準備してある山盛りの乾草に一番乗りでありつけます。そのあと、コハル母さんもやって来ますが、今度は追い払われません。しばらくたつと乾草に飽きたコハルが休憩に入るので、ラ・メールが食べることができます。今まで、なんとなく公平を保てていたように思っていたこの関係が、今、壊れそうです。

しばらく前まで、ラ・メールが順調に大きくなっていて、そろそろコハル母さんを追い抜くのではと思っていましたが、このところの食欲でまた競争は激しくなってきそうです。


(小高)  




こんなこともあるさ
(2018年3月14日)
  

  
 

たいていは、ピースの動きに気付いたコハル母さんが一番乗りをして、その後にピースとラ・メールが押し合いへし合いをしながら3頭が湯に浸かるというのが大宮の湯浴みでした。最近は気温が高くなったせいか、午後に湯浴みを行う時はお湯がコンテナに溜まったからカピバラたちが動き出すなんて時もあります。すると、タイミングを外した1頭がはみ出してしまう…。収まる時は3頭ちゃんと入れるのに、先に2頭が落ち着いてしまうと最後の1頭は途方に暮れてしまいます。今日はラ・メール。残念だったね。でも、みんなが出た後、ゆっくり一人で満喫できたから良しとしますか。


(小髙)




カシ
(2018年2月27日)
 

          

先日、動物園事務所の目の前のカシの木の剪定が行われました。かなり大きな木なので、切り落とされた枝はけっこう大きなものが多く、動物たちが食べたり遊んだりできそうだったので大急ぎで作業をしていた方と交渉をして、使えそうなものだけとっておいてもらうことにしました。昨年、カピバラ舎の脇のカシを切った時、大量の枝をカピバラたちが楽しく利用したので今回もと思ったわけです。しかし、今回切った枝は動物園管理室の玄関の前に積まれています。カピバラ舎まではけっこう距離がありまして…。

放飼場に入れた枝は何故か葉ではなく小枝が好まれ、コンクリート面が緑の葉で覆われています。また、少し大きな枝では臭い付けをしたりもしています。なかなか一度にたくさんを運べないので、消費する量が新しく入れる量に追いつかなかったりしています。でも、ないよりは何かの役に立ってそうなので、今日も大きな枝をカピバラ舎へと引きずっています。


(小髙)




 ピースの痛い春
(2018年2月15日)
 
 
  
春と言っても暦の上で立春が過ぎただけでまだ寒い日が続いています。でも、生き物たちにとっては確実に春が近づいているようで、カピバラたちもちょっとざわついています。と言うのも、先日困った事故が発生したからです。大宮のカピバラたちはオトナメスのコハル母さんとその仔であるオスのピースとメスのラ・メールが同じエリアで暮らしています。ずっと一緒にいるのとメスたちの力が圧倒的に強いのでピースがメスたちに対してオスとしての力を発揮したことはありません。それでもたまに追い回したり、乗りかかったりすることはありました。今回はそれが少し度をこしたのかもしれません。これは想像ですが、メスのどちらかに反撃されたようです。気が付くと、陰嚢が腫れていました。大急ぎで排膿し、中を消毒。その後5日間ほど薬を飲んで事なきを得ました。触られることに抵抗の少ないピースだったので素早く処置ができました。しかしこのようなことが野生下で起きた時は自分の力で乗り切るしかありません。またそうして強い遺伝子が後世に引き継がれていくのです。役割を少し間違えてしまったピースにとって、今年の春は少し痛い春です

(小髙)




 
(2018年2月1日)
 

  
 

親子4頭が、親子3頭と仔1頭になって久しく、清掃作業の手順とか湯浴みの順とか何気なくこなしている毎日ですが、たまにふと4頭が1つの群だったらどんなだろうと思うことがあります。このところの寒さで、あちこちに手を加えて少しでも心地よい環境を作れればと思っていますが、ネックはいつも2群なところ。と、思っていましたが彼らはそうは思っていないようで、いつも通りを要求します。もう親子4頭ではありません。ほんのわずかな期間離れていただけなのに、何が彼らの中に起きたのか。理由が判れば、変えられることもあるかもしれません。これから先、起こらないようにできるかもしれません。誰かしゃべって!夢のお願いです。


(小髙)




 意外や意外
(2018年1月15日)
 

  
 
新しい湯浴みが始まって、一番驚いたこと。

それは、コハル母さんが顔からお湯を浴びて気持ち良さそうなこと。
何でも怖くて、疑い深くていつも一番後ろから様子をうかがっている母さんが、初めは背中や頭だけだったのに今では顔から浴びています。
お湯が出始めてすぐにプラ舟に近寄ってくるのはピースですが、匂いを嗅いだり、跳ねるお湯に驚いたりしているうちにコハル母さんが足を突っ込んでいます。お湯の落ちる場所を変えても、真下に陣取ります。さすが母さん。おかげで、母さんからはねたお湯がピースの背中にたっぷりかかり、今までなかなかぬれなかったピースの背中も今年はしっとりです。まるで計算したかのよう。ラ・メールはマイペース。端っこで最初から最後までまったりです。2つ用意していたプラ舟も使ってくれないので今は1つになりました。なぜかみんな一緒が良いらしい。らしいと言えばらしいコハル達です。


(小髙)



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