動物園に勉強にきた学生が
作った製作物や学んだことを報告します。


将来動物園や動物の仕事をしたいと考えている学生を実習生として受け入れています。
動物の飼育作業のほかにも、みなさんに動物のことを伝える仕事なども体験してもらっています。


2009年までの報告はこちら




動物の足型をさがしてみよう!
(2011年12月30日)

 

麻布大学
石尾 雪乃(学芸員実習)

☆実習生コメント☆
学芸員実習の一環として、園内の動物を使って看板を作ることになり、私は「動物の足型」を展示することで何かを伝えたいと考えました。しかし、肝心の「何を伝えたいか」という部分を考えることに時間がかかってしまいました。
その結果、足の形状を直接触って感じられるようにすることで、その動物の生きる環境や能力を伝えたいと思いました。いざ作業が始まっても、足型がうまくとれなかったり看板の構成をいろいろな資料を参考にして考えたりと試行錯誤でした。
今回の看板作りでは看板で伝えたいことだけではなく、大宮公園小動物園の意義や地域における役割についても考えるきっかけになりました。
実習を通して飼育作業だけでなく、学芸員として求められている「伝える」ということについて深く考えることができたと思います。


動物について伝えるといっても方法は様々です。
なるべく興味をもってもらえるように様々な工夫をしています。今回は、「触る」という今まで当園ではあまりなかった形式での展示を考えてくれました。初めての試みで、私たちも一緒に悩みながらの制作になりましたが、出来上がってみると目をつぶっても足型がしっかりわかる素敵なものになりました。
実習生の受け入れは動物園にとって教育的な意味合いがありますが、これは彼らだけでなく、私たちのとっても学びの機会だなと感じることになりました。
ぜひ五感を使って動物園を楽しんでみてください。
(HP担当)




ドングリポスト
(2011年11月29日)

 

東京動物専門学校
大窪 恵理香

☆実習生コメント☆
クマたちは木の実などを食べながら何十キロも移動します。木の実は種だけが消化されずフンと共に出てきます。種は、自分で移動できなくても彼らに遠くまで運んでもらうことができるのです。遠くで発芽できることで木は森を育みます。こうやって循環することで良好な森が作られていくことが伝わるといいです。
制作する際に難しかったことは、クマが擬人化されないように骨格も考えながら絵にすることが大変でした。また、自然の循環をみなさんにわかりやすく伝える説明を考えることが難しかったです。
楽しみながら、動物と森との繋がりを知ってもらえればさいわいです。


大宮公園や周辺は市街地ですが多くの緑に囲まれています。そんな理由からか動物園に「ドングリ」を持ってきて動物たちにあげる人が多く見られます。
しかし、飼育係の知らないところで動物たちが食べ物を食べてしまうと困ることがあります。
動物園では、動物の健康管理のために、一日の餌の量や種類を決めています。ですから、多くのドングリを知らぬ間に食べてしまうと、太ってしまったり、あまり好まない餌を残してしまい、栄養が偏ることもあります。
しかし、せっかく動物のためにドングリを集めてきてくださる方もいらっしゃるため、何かできないかと考え、ドングリポストをつくり集めることにしました。
実は昨年制作してもらったのですが、シーズンが終わってしまったため、一年越しの設置となりました。
(HP担当)




フラミンゴ解説看板
(2011年10月13日)

 

東京農業大学
伊東 慎之介(学芸員実習)

☆実習生コメント☆
フラミンゴの看板を作らせていただきました。
お子様にも楽しめるように簡単なクイズ形式にしてフラミンゴの不思議な部分を紹介しました。
少しでも勉強になればと思います。
本物のフラミンゴを見ながらクイズに挑戦してみてください。


動物たちのからだは不思議がいっぱいです。
動物園では本物を間近に見ることで、不思議をたくさん知ってもらうことができます。
けれども、ただながめていてもなかなか発見できないこともあるでしょう。
ですから、看板を使ってその手伝いをしています。
みなさんに興味をもってもらうために飼育係はいろいろな方法で表現をしていきます。
今回、伊東君は、フラミンゴの不思議についてクイズ形式で表現してくれました。
(HP担当)




ミニブタキーパーズトーク
(2011年9月28日)

  

東京農業大学
安中 孝明(学芸員実習)

☆実習生コメント☆
最初はただ漠然と、来園してくれた方とふれあいたいという気持ちからキーパーズトークを実習課題にしました。しかし実際に企画してみると「何を伝えたいのか?」という一番肝心な部分がはっきりしていないことに気付きました。それからは何を伝えたいのかを意識して、話の内容を考えたり説明用のパネルを考えたりするようにしました。
当日は直前まで緊張してしまい、ほかの事は考えられませんでしたが、終わってみると自分の中で反省点がいくつも思い浮かび、改良を加えてまた発表したいという気持ちになりました。
キーパーズトークだけでなく、告知用のポスターを制作したりと非常にやりがいと達成感のある課題でした。


動物について伝えることは様々です。その動物の特徴、すんでいる場所、くらし方など。動物園では様々な角度から動物のことを伝えています。
9月11日の日曜日にミニブタのキーパーズトークをおこなってもらいました。なぜミニブタと呼ばれているのか?みんなが肉として食べているブタはどのくらいの大きさなの?そもそもブタってどんな動物?
家畜についても勉強している大学生ならではの面白い解説をしてくれました。
(HP担当)




ミシシッピアカミミガメ解説看板
(2011年9月28日)



麻布大学
森山 純(学芸員実習)

☆実習生コメント☆
外来生物の問題を題材として、「ミシシッピアカミミガメ」を取り上げました。このカメは誰もが知っている「ミドリガメ」と呼ばれるカメです。
「あっ、カメがいる!」といって、ただ眺めるだけでなく、彼らのこと、彼らと私たち日本人との関係について理解してほしいと思いこの看板を制作しました。
小学生高学年くらいの年齢を対象として作りましたが、伝える側だけでなく見る側の目線にで考えました。内容、設置する場所、言葉の言い回しなど、伝えることの難しさを学ぶことができました。これを見て何か1つでも知識として持ち帰ってもらえるといいなと思います。


大宮公園には大きな池がいくつかあり、そこにはたくさんのカメがすんでいます。しかし、それらの多くはもともとここにすんでいたわけではありません。そんな動物や植物を「外来生物」と呼びます。みなさんのまわりには、そのような生き物たちが意外と多くいるのです。
動物園ではそういった身近な自然や動物についても考えてもらえるような内容も展示に取り入れるようにしています。
(HP担当)




ニホンザル解説看板
(2011年6月27日)



大宮国際動物専門学校
沼澤 春奈

☆実習生コメント☆
ニホンザルは埼玉県にもすんでいる身近な野生動物です。彼らとヒトとの関わりを知ってもらうことで、ほかの動物たちとの関わりや、その間に起こっている問題にも目を向けるきっかけになってほしいと思いでこの解説版を作りました。
解説版では深く触れませんでしたが、下北半島ではサルが農作物を食い荒らしてしまう、家の中まで入ってきてしまうといった問題が起こっています。しかし、すべてサルたちが悪いというわけではありません。そうなってしまったのには、人と自然とのかかわりの中で何か原因があるのではないかと思いました。
これをきっかけに自然や野生動物と、私たちとの関わりについて考えてもらえたらと思います。


みなさんの身近な「日本」にすんでいる動物たちを、大宮公園小動物園でもたくさん飼育しています。
ニホンザルもそのなかの1種です。もしかすると、実際今までに、自然の中で出会ったことがある、またはこれから出会うかもしれません。そんなときに、彼らにも、私たちヒトにも嫌な思いやこわい思いをしてもらいたくありません。今回はそんなときに役に立つような彼らとの接し方を考えてもらえるような看板を作ってもらいました。
これを読んで関わり方をみなさんで話し合ってもらえるとうれしいです。
(HP担当)




ブチハイエナのガリガリタイム
(2010年9月12日)

  

帝京大学
清原 和裕(学芸員実習)

☆実習生コメント☆
来園者さんには、楽しんでもらいながらブチハイエナの特徴などを知ってもらうことと、会場全体が一体感になるような話しをしようと心掛けました。
しかし、僕からの一方的な問いかけが多く、お客さんからの反応が思ったように返ってこず、焦ってばかりでした。
とてもいい経験になり本当に楽しい実習期間を送ることができました。


動物園では、ただ動物を見てもらっているわけではありません。その動物についての正しい情報を知ってもらう、より興味を持ってもらう、動物たちや地球の未来を考えてもらえるよういろいろと考えています。
今回はそんな仕事について考えてもらうために、毎週おこなっている「ブチハイエナのガリガリタイム」を実施してもらいました。
(HP担当)





クリスマスイベント
(2010年1月11日)

 
※ポスターはクリックすると大きな画像で見られます。

八洲学園大学
遠藤 美晴(学芸員実習)

☆製作者コメント☆
昨年参加して、このイベントを楽しみにしている方もいらっしゃるかと思い、同じようなクリスマスケーキ作りをメインイベントにしました。
今回はケーキを作った動物から写真入りのクリスマスカードが届くサプライズを追加してみました。
内容から、ポスターやクリスマスカードの作成等様々なことを任せていただいてとても充実した実習期間を過ごすことができました。


動物園では、みなさんが動物親しんでくれるよう、また、彼らのことをよく知ることができるように、多くのイベントをおこなっています。
飼育係はこのような仕事もしなければいけません。
今回の実習では、昨年12月23日におこなった「クリスマスイベント」の企画や準備をしてもらいました。
準備だけでなく、ポスターや記念に贈ったクリスマスカードのデザインも作成してもらいました。
イベントの様子はこちらでご覧ください。
(HP担当)





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