智光山公園

ハギの花は長距離走

秋の花は夏から咲き続ける長距離ランナーが多い

ヤマハギ

ヤマハギ

日本各地の山野で自生するマメ科の落葉低木。とはいえ、他の樹木のように幹が毎年太くなるのではなく、冬を越した枝からは芽吹かず、地面から新しく枝を伸ばして生長します。そのため樹木の仲間といえないのでは?との疑問がつきまとう植物です。芽吹きの様子もまるで草のようです。

秋の七草のひとつとして古くから親しまれる花ですが、7月ごろから枝を伸ばしては花をつけ、のサイクルを秋まで繰り返す長距離ランナータイプです。そのため満開や見頃のピークというものがありません。それでも秋に風情ある姿に感じられるのは、9月頃の花のほうが色が濃く見えるからでしょうか。

シロバナハギ
フヨウ
タカノハススキ

ハイビスカスの仲間であるフヨウの花は、夏にも咲いていますが秋になってからのほうが花数も増え見応えがあります。ひとつの花の寿命は一日と短命ですが、大きく膨らんだ蕾から次々と花が開くようになります。開花時間とともに色が変化するスイフヨウ(酔芙蓉)は、午前中は白、午後はピンクに徐々に変わっていく様子をお酒に酔っている姿に例えたものです。どの時間帯のスイフヨウがお好みかは人それぞれですね。
秋バラの開花は10月中旬ごろからです。

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