大宮公園小動物園

華やかな恋の季節

山本飼育係

2021年1月31日

フライングケージには様々な鳥類がいますが、中でも一際目を引くのがオオフラミンゴです。綺麗なピンク色に、スラリと伸びた長い足は他の鳥にはない魅力です。そんなフラミンゴは1月ごろから恋の季節を迎えます。

動物園では毎年12月ごろから、餌に繁殖用フードを与えたり、フラミンゴの展示場の陸地に赤土を入れて山状にした巣を何か所か作り、繁殖に向けて準備をしています。

繁殖用のフード
土を山状に盛った巣

繁殖期になるとフラミンゴ達は変わった求愛ディスプレイを始めます。首を左右に振る「旗振り」と呼ばれる行動や、羽根を広げて頭を下げる「敬礼」などその時期にしか見られない動きをします。さらに集団で一斉に歩く「行進」と呼ばれる行動があり、これは他の鳥類には見られないフラミンゴ特有の動きです。今年はまだ求愛ディスプレイは確認されていませんが、もう少ししたら12羽の群れから成る行進が始まるかもしれません。フラミンゴは20羽以下での繁殖は難しいとされていますが、お互い仲良くなり、うまくペアができるといいなと願っています。

オオフラミンゴ

現在フライングケージは鳥インフルエンザウイルス対策のため閉鎖をしていますが、再開したらぜひ華麗なフラミンゴ達に会いにきてくださいね。

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さいたま市大宮区高鼻町4

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電話:048-641-6391(大宮公園事務所)

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