今回の応募点数は458点、応募者の最年少は15歳、最高齢は86歳でした。年代は、60代から70代の方から、一番多くの応募をいただきました。
作品の傾向としては、猛暑のせいでしょうか、夏の写真が大変少なかったです。また、過去の入賞者の作品と似通ったもの、同じ場所から撮った作品も多く見受けられました。
審査は、それぞれの作品の点差がなく、上位入賞者を選ぶのが大変難しかったです。
毎年申し上げていますが、過去の入賞作品にはない、作者の思いがそのまま伝わってくるような作品を期待しています。そう言った意味では、優秀賞の「大空に僕も飛びたい」の作品は、公園のシーンを作者の独特の感性の切りとり方によって、とてもユニークな作品に仕上げています。
最近はデジタルカメラの進歩とともに、押せばカメラが自動的に絞りやシャッタースピードを決めてくれます。そこをもうひと工夫して、自分の思いがより伝わるように、絞りや、シャッタースピードを調整すると、作品の完成度が上がると思います。
次回は、ぜひ自分の目でさがして切りとった、個性豊かな公園の写真にチャレンジして下さい。