アーマード展
- 開催中
2022年春の特別展のテーマは生き物の身の守り方。アーマー(鎧)のような体を持った姿の生き物や、そんな生き物に真っ向から挑む捕食者を紹介します。
- 開催日
- 2022年3月19日(土曜)~2022年8月31日(水曜)
- ジャンル
- 催事・イベント
- 事前申込
- 不要
- 託児
- なし
身を守るために手に入れた「アーマー(鎧)」
厳しい自然界を硬いアーマー(鎧)のような体を手に入れ生き抜いてきた「甲殻類」たち。トゲトゲしていたりツルツルだったり、硬くて多様な体は防具にも時には武器にもなります。姿や形に注目して彼らの生活を観察してください。
また、そんな彼らを狙う生き物たちにも注目しました。アーマーをも破壊してしまう捕食者たちも紹介します。
生存するための生き物たちの戦略はとても興味深いです。
後援:埼玉県教育委員会
新型コロナウイルス等感染防止対策にともなうイベントの開催制限(外部リンク)に基づいて「感染防止策チェックリスト(PDF 445.3KB)」を公表しています。
主な展示動物
タカアシガニ(当館初展示)
学名:Macrocheira kaempferi

深約200mに生息し、雄は脚を広げた大きさが約3mにまで成長する世界最大の甲殻類。雌は最大1mほどに成長する。繁殖期になると大群で水深50m付近まで大移動をすることが知られている。
ヤシガニ(当館初展示)
学名:Birgus latro

名前にカニと付くが、ヤドカリの仲間。甲長は最大で約12cmに成長し、体重は約1.5キログラムになる陸棲最大の甲殻類。殻(アーマー)は鋼鉄並みの強度を持つ。挟む力が強く体重の約90倍もの力がある。
カブトガニ(当館初展示)
学名:Tachypleus tridentatus

全長約80cmになるウミグモの仲間。日本国内に生息し、瀬戸内海や北九州の一部で見られる。年々個体数が減少し、生息地が国の天然記念物に指定されている地域もある。太古から姿を変えず、生きた化石と呼ばれている。