「雨の日の動物園」内野飼育係(♀)

2019.3.15

 3月に入り暖かい日が多くなりましたね。動物にとっても、私たち人間にとっても過ごしやすい季節がやってきました。今年の冬は雪も降らず、雨もほとんど降りませんでしたが、やっと最近雨が降るようになってきました。雨の休日はみなさん何をして過ごしますか?家でのんびりしたり、映画を見たり・・・といったところでしょうか。雨の日の動物園はというと、もちろん開園しています。が、やはり遊びに来る方は少ないです。雨の日にわざわざ動物園に行こうと思う方は少ないのでしょう。しかし、雨の日の動物園もまた、いつもと違う面白さがあるんです。今回は、雨の日の乳牛コーナーについてお伝えしたいと思います。

ウシのジャスミン顔を出すジャスミン

 まず、いつも外の運動場に出ているウシはというと、牛舎の中でそれぞれ部屋の中にいます。部屋の前の通路からウシを見るので、結構近くで観察できます。ただ、注意しなくてはならないのが、ウンチとおしっこです。しっぽが上がるとウンチかおしっこが出ます。通路の方に少し飛んでしまうこともあるので気を付けてください。また、部屋から顔を出していたり、名前を呼ぶと触ってもらいに来るウシもいるので、そんな時はウシとふれあうチャンスです。優しく触ってみてくださいね。

 次に、園内で放し飼いになっているマーラです。雨の日は出てこないのでしょうか・・・。いやいや、雨が降っていてもマーラに出会うことはできます。もちろん、雨に濡れたくないマーラたち、いつものように芝生や土の上でゴロゴロしている姿は見られません。マーラたち、どこにいるのかというと・・・

牛舎に入るマーラ牛舎内に入っていったり

ウシの運動場で雨宿りするマーラウシの運動場の屋根の下にいたり

私たちと同じですね。雨に濡れない場所で雨宿りしていることが多いです。園内の雨宿りできる場所に行くとマーラに出会えるかもしれません。見つけた時はそっと見守ってあげてくださいね。

 このように、雨の日の動物園もまた、いつもと違う動物の姿を見ることができ、意外と面白いところがあります。また、屋根の下で行うウシの乳搾り体験は雨の日でも開催しています。 天気の良い日はもちろん、雨の日でも諦めずに動物園に遊びに来てみて下さい。
 

 
 

「ポニーは仲良し?」小松飼育係(♀)

2019.3.5

 みなさん、春がだんだん近づいてきましたね。
 私は昨年4月から埼玉こども動物自然公園に所属し、もうすぐ一年が経とうとしています。今回は私の担当しているポニーコーナーの見どころを紹介します!
 ポニーコーナーのポニーは夜間個別の馬房で過ごしますが、日中は外の広い放飼場で一緒に過ごしています。そのため日中はポニー同士がコミュニケーションをとる様子を観察することができます。
 群れの仲間との優劣関係を確認するために、耳伏せ(威嚇)、歯見せ(威嚇)、噛む(攻撃)、逃げる(逃避)、避ける(回避)、蹴り(防御)といったケンカをしている時もあるのですが、、、
 私が見てほしい行動がこちら!!

2頭のウマたち反対から見た図

愛とソラ、互いにカミカミお互いの首あたりをカミカミ




 さて、みなさんこの2頭のポニーは何をしているのかわかりますか?
 なんだかお互いの首のあたりを噛んでいるのですが、ケンカをしているのでしょうか?

月雨(母)と大地(息子)月雨と大地

 いえいえ、これは馬同士のグルーミングと呼ばれる行動でいわゆる親愛行動なのです。仲のいい馬同士でたてがみのあたりから首肩背中をカミカミします。自分では手の届かないところをお互いに噛み合っているのです。
 つまり、このグルーミング行動は仲良しの証しなので見ると心がほっこりします。特にみられるのは上の写真の愛♀とソラ♂、そして親子である月雨(母)と大地(息子)です。

 どのポニーとでもやるわけではなく、仲良しのポニーとの行動なので、珍しい組み合わせを見つけると飼育係でも今日○○と○○がグルーミングしてたよ!と話題になることがあります。
オス同士でも、体高に差があってもやりますよ。

体高差に注目です月雨とクリオ

体高差があってもグルーミングします大地とケンタ

愛とソラと大地かまって

時にはこんなことも…

 愛とソラがグルーミング中だけどソラに遊んでほしくて背中に顎を乗せる大地

 ぜひみなさんも、ポニーコーナーに来てこの行動を見かけたら、個体看板と見比べてどのポニーが仲良しなのか見つけてみてくださいね。
 

 
 

「目を引かれる魅力的な羽」後藤飼育係(♀)

2019.2.25

 みなさん、こんにちは!寒い日が続いていましたが最近はポカポカ暖かくなってきましたね。 しかし、まだ寒い日がやってくるかもしれないので油断せず過ごしていきましょう!
 さて、今回の題名をみて思い浮かぶ動物はなんでしょう?きっと一度は聞いたことがある名前かなと思います。
 その羽を広げている姿をみかけると足を止めてついつい見入ってしまいます。

 今回紹介する動物とは・・・、
 クジャクです!!
 想像通りでしたか?今回は当園で飼育しているインドクジャクについて触れていきたいと思います。

 まず、クジャクといって思い浮かべるものってなんでしょう?わたしは、きれいな羽を広げている姿が思い浮かびます。 みなさんはどうですか?
 実はあのきれいな羽をもっているのはメスではなくオスです。なぜオスの方がきれいな羽を持っているかというと、メスに アピールをして気に入られるためです。他には自分の縄張りを主張するためにも使うこともあります。 あのきれいな羽は「飾り羽」と言います。実はずっと広げていているわけではなく、ずっと飾り羽を持っているわけでもありません。
 いつ羽を広げている姿を見られるかというと、それは3月〜7月の繁殖期の時期になります。 そして繁殖期が終わると残念ながら抜け落ちてしまいます。 飾り羽がない時期にお客様から「羽ひろげてくれないかなー?」といわれると心苦しくなります。3月〜7月の間が見られるチャンス ですのでその時期にぜひいらしてください。
 しかし、残念ながら「何月何日何時何分に羽を広げます!」というのはわかりません。毎日広げているわけでもなく、午前中だったり 午後だったりと様々です。根気と運を兼ね備えて遊びにきてください!
 文章だけだと羽の生えかわりの様子がいまいちピンと来ないと思うので、分かりやすいように飾り羽が抜け落ちたころから 生えそろうまでを写真を並べてご紹介します!

12月の飾り羽半分くらい生えそろったころ 〜12月〜

11月の飾り羽少し生えてきたころ 〜11月〜

2月の飾り羽ほぼ生えそろいました 〜2月〜

1月の飾り羽あと少し! 〜1月〜

 いかがですか?生えそろった姿はとても美しいですが、生えそろう途中の姿はかわいらしく感じました!

 それと、羽だけではなく繁殖の時期にはおもしろいものが聞けます。クジャクの鳴き声って聞いたことがありますか? 実はネコのように「にゃーお!にゃーお!」と鳴きます。うっそだー!と思う方はぜひ自分の耳で確かめに来てみてくださいね。 クジャクに限らず、動物の繁殖の時期というのは普段見られない貴重な姿が見られると思うので、動物の繁殖の時期を調べてみてから 動物園を訪れてみると新しい発見ができて楽しみが1つ増えるかなと思います。
 最後に…
 羽が生えそろう前と生えそろった後の写真を並べてみたのでぜひ見比べてみてください。 これを見て少しでもクジャクに興味を持っていただけたらとても嬉しいです。
 これからもみなさんに楽しんでいただけるように励んでいきたいと思いますので宜しくお願いします!ご来園をおまちしております!!

2月に羽を広げた様子完成!!

10月に羽を広げた様子生え始めたばかりに広げた貴重なシーン

 

 
 

「花粉はやっかい者?」齊藤(ゆ)飼育係(♀)

2019.2.15

 最近は雪が降ったかと思えば暖かい日もあり、不安定な気候が続いていますね。私は早く春になり暖かい気温に落ち着いて欲しいですが、花粉症の方には厳しい季節になります。特に、スギは北海道と沖縄県を除く全地域に分布しているので毎年悩まされている方が多いと思います。そんなスギの花粉が大好きな動物がホンシュウモモンガです。
 ホンシュウモモンガはモモンガの中でも日本の本州、四国、九州で生息している種類ですが日中は樹木の空洞に潜んでいて夜になると活動を始めるため野生の彼らに出会うことは難しいです。生活のほとんどを木の上で過ごし、木の実や葉、果実、昆虫を食べます。
 飼育しているホンシュウモモンガにスギの枝をあげると枝の皮を剥いだり、トゲトゲした葉も器用に食べ、花粉のたくさん詰まった雄花もおいしそうに食べます。その後に残った葉が減った枝と花粉で黄色がかったフンをきれいに片づけるのが私の仕事です。
 今年も花粉の飛ぶ量が多いそうですが、私が花粉症になったらおいしそうに花粉を食べる彼らの姿を思い出して乗り切ろうと思います。

杉の雄花を食べるホンシュウモモンガ杉の雄花を食べるホンシュウモモンガ

スギの雄花スギの雄花

ホンシュウモモンガヒノキも気になる!

巣箱から出てきたホンシュウモモンガ暗くなると出てきます

 

 
 

「動物園でのバレンタイン」新舘飼育係(♀)

2019.2.5

 2月14日はバレンタインデー!みなさん、チョコの準備は順調ですか?
 今回は動物園で行われているバレンタインイベントの準備についてお話します。
動物園では、“HAPPY VALENTINE 2019”が2月2日(土)から2月24日(日)まで開催しています。園内3か所にバレンタインフォトスポットが設置されてたり、クイズ&スタンプを実施しています!フォトスポットでは、ペンギンやカワウソの水槽にハート模様などのシールを貼りました。一度貼ったシールははがすことが難しいので、慎重に貼っていくことが大変でした。流行の‘‘インスタ映え‘‘ができるように試行錯誤!作業中、ペンギンたちがシールを気にしているのかのぞきに来て、なんだか応援されている気分になりました。運が良かったら下の写真のように、泳いでるペンギンと一緒に撮影できるかもしれませんよ!ぜひ、職員たちが準備したフォトスポットで写真を撮ってみてはいかがでしょうか?
 また、クイズ&スタンプでは、園内をまわってスタンプを集めたり、クイズに挑戦できます!3つ以上から全部うめて案内所へ持っていくとプレゼントが・・・??どなたでも参加できますのでぜひお楽しみください。

ペンギン水槽前のフォトスポットペンギンと2ショット!

シールを貼る職員〜作業風景〜

正門前のフォトスポットバレンタインの記念にどうぞ!

カワウソ舎ガラス前のフォトスポットコツメカワウソ舎のフォトスポット

 

 
 

「仔ヤギ成長記録」桑原飼育係(♂)

2019.1.25

 新年を迎えたと思ったら、もう1月も終わり・・・月日が過ぎるのは早いものです。動物の成長も早いもの。今回は、私の担当しているヤギの成長のお話をしようと思います。
 ポニー乗馬の向かい側、ヤギのえさやりでお馴染みの場所。そこに私の担当しているヤギたちがいます。その中の1匹、キララ。キララは2017年4月30日に生まれました。その時の体重は約2kg。一般的なヒトの赤ちゃんよりも、少し軽いくらいの大きさです。母ヤギのベルからお乳を貰い、毎日約100〜150gずつ体重が増えていき、1ヶ月後には体重が約4.9sほどになりました。この頃には、ベルたちと同じエサの乾草を少しずつ食べるようになり、体もどんどん大きくなっていきました。生後2ヶ月を過ぎると、頭から角が生え始め、元気に飛び跳ねたり走り回ったりしていました。さらに生後6ヶ月、すくすくと成長していき体重は約17s。ベルが小柄だったこともあり、この頃には体の大きさはベルと同じくらいになっていました。それでも時々お乳をねだるので、ベルはお尻を浮かせながらお乳をあげることもしばしば・・・。
 生まれてから1年後、体重は約35s。さらに38s・・45s・・・どんどん大きくなっていき、現在は体重約51s。あと3か月で2歳になります。体もがっちりとして、角も大きく伸びて立派なオスのヤギになりました。それでもまだ甘えん坊なところもあり、母ヤギのベルに寄り添って日向ぼっこしたり、一緒にエサ箱の中で寝ていることがあります。
 今年も色んな動物の赤ちゃんが生まれると思います。生まれたその時だけでなく、成長の様子も楽しんでいただけたらと思います。

生後1か月 片腕で抱えられます生後1か月 片腕で抱えられます

生後2日のキララ生後2日 なんとか踏ん張って立っています

現在のキララ現在のキララ もう持ち上がりません

生後6か月のキララ生後6か月 まだ膝の上に乗せられる大きさ

 

 
 

「寒い時期の味方」大竹飼育係(♀)

ちぢれているヒツジの毛ちぢれている毛

2019.1.15
年が明けてあっという間に2週間が経とうとしていますね。これから寒さが一層強くなりますが、対策はできていますか?冬になると暖かい格好でおでかけしますよね。そこで、私たちの防寒対策に役立っている動物を紹介します。
 その動物は、春に刈った毛が伸び、冬になりふっくらとした「ヒツジ」です。今回は特にヒツジの毛、羊毛についたお話したいと思います。
よく耳にするウールは一般的に羊毛のことを指します。羊毛は見た目がもこもことしていて暖かそうで、触ると少しベタベタとしています。
そして、暖かいだけではなく高い機能を備えているのです。羊毛の特徴として伸びちぢみしやすく保温性があり、水をはじいて湿気を吸収し放出もします。加えて、汚れにくく燃えにくい、消臭作用もあるなどなど・・・羊毛にはすばらしい性質があります。
また、繊維をよーく見てみると、細かくちぢれたつくりになっています。ちぢれていると、繊維の間に空気をためることができて、熱が逃げにくくなるのです。そのため、羊毛はセーターやマフラー、毛布などに使われて、身につけた私たちもぽかぽかになるんですね。

毛刈りした羊毛毛刈りしたもの

 毎年春に毛刈りした羊毛は部分ごとに仕分けて洗った後、糸にしたりフェルトにしたりしてたくさんの時間と手間をかけてセーターなどになっていきます。
こども動物自然公園では、毎年だいたい4月〜6月に仔ヒツジを除く全頭を毛刈りします。多いときは1頭から5s近くとれるときもあります。そんな重い毛を背負っているヒツジも大変そうです・・・。

コリデールとサフォーク左がコリデール、右がサフォーク

 気温が低くなり、すでに羊毛のお世話になっていた人も多いのではないのでしょうか?私も気づいたらウール素材を身につけているくらい手放せません。
これを見て本物の羊毛もどれくらい暖かいのか気になったら、なかよしコーナーにいるヒツジたちにぜひ会いに来てみてください!顔の黒いサフォーク種と顔の白いコリデール種で毛のちがいを体感してみるのも楽しいですよ。ふれあうときは急に触ろうとするとびっくりしてしまうので、ゆっくり近づいてやさしくすればきっと快く触らせてくれますよ。静かにそっと毛に指をいれてしばらくすると、じんわりとヒツジの暖かさが伝わってきます。ヒツジによって毛に個性があるのも面白いポイントです。来園する際は暖かい格好でどうぞ!

 

 
 

「ペンギンヒルズにたのしい時期がやってきた!」 西田飼育係(♀)

巣箱の中のペンギンペア巣箱の中のペンギンペア

2019.1.5
あけましておめでとうございます。毎日寒いですが、身体動かしていますか?
ペンギンヒルズはいま、とてもたのしい時期になっています。 そう、繁殖期!
プールで泳いているだけがペンギンではありません! フンボルトペンギンの繁殖期ならではの行動がたくさん観察できますよ。運動がてらぜひ動物園へ!

 ペンギンヒルズには現在33羽のフンボルトペンギンがくらしています。そのうち、ペアになっているのは13組26羽です。通年ペアで行動しているフンボルトペンギンですが、繁殖期には、さらにきずなを深めるために、ペアで一緒に鳴いたり、オスがメスの後ろから覆いかぶさるようにして、翼でパタパタ叩く行動が観察できます。 「ケンカしてる」ように見えるかもしれませんが、フンボルトペンギンの愛情表現ですので、ご安心ください。
 そして、ペンギンヒルズの一番の特徴である、地形を利用した高さ4m以上の緑の丘。この丘には巣箱があります。繁殖期には多くのペンギンが巣箱周りにいます。ペンギンがこの斜面を頻繁に上り下りして、プールと巣箱を行き来する姿がみられるのも繁殖期ならではです。観覧通路を通って巣に帰るペンギンもいるので、この時期は特に間近でペンギンを観察できるチャンスでもあります。

鳴き声が響きます鳴き声が響きます

 さて、みなさんはペンギンの鳴き声、聞いたことありますか? 繁殖期にオスは自分の巣箱のまわりで大きな声で鳴いて、なわばりをアピールします。このオスの鳴き声、個体差があるんですよ。伸びのある声で鳴くペンギンもいれば、かすれた声のペンギンも。鳴いていたらぜひ聞き比べてみてください。
 繁殖期には他にも、巣材にするために草を口でくわえて何度も運ぶ姿や、ペアで新しい物件(巣箱)を探し歩いていたり、なかよく羽づくろいしていたり、いろいろな行動が観察できます。ペンギンヒルズのあちこちで、活発に行動しているペンギンたちを観察するのは、とても面白いのですが、実はちょっと心配なことがあります。

それは ペンギンたちが繁殖準備でそわそわしていてエサを食べに来ない こと。
ペンギンヒルズでは一日2回、ペンギンのランチタイムというエサやり体験を行っています。普段なら、ランチタイムが始まる前にはペンギンたちが集合して、まだかまだか、と待っていてくれるのですが、繁殖期に入ると巣箱で過ごす時間が多く、なかなかエサを食べに来てくれません。待っているのは繁殖に関わっていない若いペンギン、若いペンギンカップルの他に数羽だけの時もあります。エサを食べていてもそわそわ落ち着きがなく、ランチタイムが終わる前にさっさと巣に帰っていくペンギンもいます。 この少ない羽数で大丈夫なのか!?参加するお客様全員のサカナを食べてくれるのか!?と私たちは毎回ひやひやです。ただ、ランチタイムの途中で遅れてくるペンギンもいるので、なんとか全員に体験してもらえていますが、この時期は、ランチタイムが始まる前のペンギンたちの集まり具合がとても気になります。
 ペンギンたちがそわそわしているのは、自分の巣箱が気になって仕方がないから。長い時間、巣箱を留守にしていると他のペンギンに巣を横取りされてしまうかもしれません。ゆっくりエサも食べていられません。

まとまって帰りますまとまって帰ります

 ランチタイムに集まっていたペンギンたちも、終わりの合図、拍手の音で解散します。ペンギンたちはプールにも入らず、すぐに巣箱へ帰ります。何羽かまとまって帰る姿は、他の時期にはなかなか見られません。ペンギンの後をそーっと、ゆっくりついていくと、そのペンギンの巣箱が分かります。いま、タマゴを温めているペアもいますので、春にはかわいいヒナが誕生するかもしれません。

 ペンギンのランチタイムの時間だけ来て、エサをあげたら帰ってしまうあなた!もったいないですよ! 一日を通してペンギンヒルズのペンギンたちを観察してみてください。繁殖期ならではの行動ももちろんですが、個性の違いやペンギン同士の関係など、きっとおもしろい発見がありますよ。
 

 
 

2018年