飼育係のお仕事 ~ SNSについて~
鈴木飼育係
2026年1月30日
あけましておめでとうございます。
昨年はたくさんの方にご来園いただきありがとうございました。
本年も動物たちとスタッフ一同、心よりお待ちしております。
さて、今回は小動物園の飼育係が運営しているSNSについてお話ししようと思います。
飼育係のお仕事と聞くとどんな内容を思い浮かべますか?
お掃除?餌づくり?動物たちの健康管理?
もちろんそれらは毎日の欠かせない作業ですが、
他にもいろいろとやらなければならない仕事があります。
その中の一つがSNSの運営です。
SNSと聞くと写真や文章を気軽に自由に載せる場所のイメージがあるかもしれませんが、
動物園では主に広報活動や近況報告のような意味を持って運営しています。
当園に来る人たちの中には、
初めて来た人、好きな動物を見に何度も足を運ぶ人、
近所に住んでいて暇つぶしに時々来る人、たまたま通りかかった人など、
さまざまな目的の方々がいます。
SNSの投稿する内容は、ただ闇雲に動物の写真を撮って載せているのではなく、
これらの方々に動物園に来ていない日もより楽しんでもらえるように、
また直接動物園に行きたいと思ってもらえるように、
各動物の特徴的な生態や面白い行動が伝わる瞬間を探して撮影し、
添える文章を考えて投稿しています。
小動物園では基本的に、毎日1投稿はお届けできるようにしています。
今回は投稿できるネタを探しながら園内を歩き回った私の脳内を少しだけご紹介!
1.ブラウンケナガクモザルが抱き合っているところを見つけました。
クモザルは時折、仲間同士で抱き合う行動をとります。
これは冬の寒さを凌ぐためにすることもありますが、
あまり季節は関係なく絆を深めるための挨拶のような意味合いも持った行動です。

2.ワオキツネザルが彼らによくみられる日光浴のポーズをとっていました。
ワオキツネザルは、両手を開きおなかを太陽の方向に向け、
体温チャージをするポーズが特徴的です。

3.フライングケージにいるシロクロゲリを見つけました。
現在鳥インフルエンザ対策で通り抜け中止になっているフライングケージですが、
ケージの周りから中の様子を観察することができます。
昨年の9月に仲間入りをしたシロクロゲリは1羽しか飼育していないため、
広大なケージの中では見つけられない人も多いかもしれません。

4.二ホンリスは硬いクルミの殻もかじり割って中身を採食することができます。
小さな顔に似合わず強靭な歯と顎の力、そして地道な努力があって成せる技です。
リスがかじってクルミに割れ目を入れていく様子が写真からわかります。

このようにさまざまな動物たちの日常の中に、
なにか伝えられる魅力がないか探しながら
飼育係は作業をこなしているのです。
気になる方はぜひ大宮公園小動物園のInstagramとFacebookをチェックしてみてくださいね!
また、当園に遊びに来たときは、動物たちがどんな行動をとっているのか、
立ち止まってじっくり観察してみてはいかがですか?
