仲間が増えました!
鈴木飼育係
2026年7月31日
連日猛暑日が続いていますが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
気温が高すぎると外出するのも一苦労ですし、動物園に来るお客様も他の季節に比べてぐっと減ります。
飼育係は自分の体調管理はもちろん、動物たちの暑熱対策にも試行錯誤をする日々が続いています。
そんな真夏の小動物園に、新たな仲間が加わりました!
7月6日に、カピバラのメス「ヘチマ」とマーラのオス・メスが1頭ずつ、計3頭がカピバラ舎にやってきました。
カピバラは齧歯類(ネズミの仲間)最大の動物で、野生では川のほとりの開けた草原や湿地帯で暮らしています。
マーラはカピバラと同じ齧歯類で、野生ではパンパという乾燥した草原で暮らす動物です。
細長い脚とウサギのような耳、丸いおしりなど、少し変わった見た目をしています。
当園に来た3頭の様子はというと、ヘチマは来園して1週間ほどはなかなか警戒心が拭えず、
飼育係が同じ空間に入るだけで慌てることも多々ありました。
ですが2週間ほどたつと、緊張した面持ちではあるものの飼育係の前で餌を食べるほどに落ち着いてきました。
マーラ2頭は、来園3日目には飼育係の前でも気にせず採食し、
あちらから飼育係の足元に近づいてくるほどの強メンタルの持ち主でした。
飼育係としてはすぐに環境になじんでくれて安心しました。


3月に、当園で生まれ育ったカピバラのオス「ピース」が11歳で亡くなり、
しばらくの間、広い展示場が寂しい状態になっていました。
カピバラの寿命は約10年と言われている中で、
ピースは亡くなる2日前までいつも通り餌を完食し、展示場内を散策し元気に過ごしていました。
大きな病気をすることなく生涯を終えてくれたこと、
そんなピースの最後を看取れたことには寂しさもありましたが、
同時に感慨深いものもありました。

閑散とした展示場を見た来園者の方から、
「新しい動物はくるの?」「またカピバラを飼育する予定はあるの?」と度々お声をかけていただき、
スタッフの間でも協議を重ねた結果、
埼玉県こども動物自然公園で個別飼育されていたカピバラ「ヘチマ」をお迎えすることになりました。
そしてせっかくの広い展示場を有効活用するべく、ヘチマに加えてマーラ2頭も混合展示することが決まりました。
新しくお迎えするにあたって、
カピバラ舎の老朽化が見られたところをいくつか撤去・改修しました。
これから3頭の生活を見守る中で、彼らに合わせてよりよい環境に変えていけたらいいなと考えています。
3頭はこれから時間をかけてゆっくりと新しい環境に慣れていく段階です。
どうか皆様にも温かく見守っていただけたら幸いです。
まだまだ猛暑日が続きますが、皆様の体調を優先したうえで
ぜひ新しい仲間たちに会いに来てくださいね!
