物まね上手
(2012年11月16日)

       

動物園の入り口入って正面には、インコやオウムの獣舎があります。
色のきれいなインコやおしゃべりするオウムたちが日々、にぎやかに暮らしています。

オウムたちはしゃべる事ができます。なぜ、しゃべる事ができるのか??

オウムやインコは大変頭の良い鳥です。ですから、教え込めば芸をすることもできます。言葉も同じで、教え込めばしゃべるようになるのです。よくTVで迷子になったインコが住所を言って、飼い主の元へ帰れた。というニュースを耳にしますが、あれも飼い主が繰り返し言っているのを覚え、真似してしゃべっているのです。

当園のオオバタン、キエリボウシインコ、タイハクオウムも、しゃべる事ができます。これは、私たち飼育係が教えたわけではなく、来園者である皆さんが、繰り返し「おはよう」とか、「こんにちわ」「バイバイ」など、話しかけた結果、オウムたちが覚えたため、しゃべる事が出来るのです。

同じ事を繰り返す事によって、なんと、タイハクオウムはカラスの鳴き声を覚えてしまったのです・・・(−−;)

掃除中、やけに近くでカーカーと鳴き声が聞こえるため、周りを見渡しましたが、カラスは近くには居ませんでした。それでも鳴き声は続いていたため、声の主を探していたら、タイハクオウムのポールが、カラスの鳴き声を真似していたのです!しかも、本物のカラスと鳴き合っていた事もありました。
さすが、頭の良いオウム。。。


これから何を覚え、どんな物まねをするのか?!楽しみではありますが、変な事を覚えないよう、気を付けなければ・・・(>。<;)


(藪)




 

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