羽生水郷公園さいたま水族館Park&Aquarium募金(P&A募金)募集のお知らせ

羽生水郷公園さいたま水族館Park&Aquarium募金を開始いたします
このたび、公園施設、飼育生物の動物福祉の向上、生息域外保全事業や飼育繁殖につながる調査研究、羽生水郷公園を中心とした地域の生き物にかかわる生物調査を進めるために、「令和8年度羽生水郷公園さいたま水族館Park&Aquarium募金」(P&A募金)を開始させていただくことになりました。
ご協力いただいた寄附金は、動物福祉向上や繁殖、生物調査の取り組みのために活用いたします。
皆さまのご協力をお待ちしております。
- 募集目標
- 150万円
- 募集期間
- 令和8年6月18日から令和8年9月30日
- 申し込み方法
資金用途について
ご協力いただいた寄附金は、以下の事柄に使用させていただきます。
- 飼育生物の動物福祉に係る経費(環境整備及び動物福祉向上の取り組みなど)
- 生息域外保全や生物調査の研究に係る経費
- 展示の充実
返礼品について
寄附された方に対して、金額に応じてお礼として下記の返礼品をプレゼントいたします。
- 寄附金額1万円以上
- さいたま水族館オリジナルグッズ
- 寄附金額10万円以上
- 飼育課長によるプライベートツアー
(注)有効期限:2027年3月末まで
(注)開催日時はご連絡の上、相談させていただきます
参考
動物福祉とは
動物福祉と一概に行ってもさまざまな考え方がありますが、当館では「現在の飼育環境下において、生物の生活の質(QOL)を客観的・科学的な視点からより向上させる取り組み」と考えています。
例えば、当館の観覧通路に設置された小水槽は、自然光が入らず光は照明器具に依存しています。この照明を太陽光の波長に近づけることや、季節による日照時間の変動を再現することで、彼らが行動に適した環境を再現できる可能性があります。
こうした「生物の生理・生態に即した環境改善」は、一見すると地味で来館者サービスとしての効果が見えにくく、予算化が難しい分野です。しかし、生物が最も健やかで本来の美しい姿をお見せできる環境づくりこそが、水族館の基礎であると私たちは考えます。
そのため本事業では、華やかなリニューアル展示ではなく、生きものの環境改善に直結しながらも、これまでは予算化が難しかった「目に見えにくい基本環境のアップデート」を中心に計画を進める予定です。
生息域外保全とは
生息域外保全とは、絶滅の危機に瀕していたり生息数が減りつつある生き物を、本来の生息地(生息域内)から離れた水族館や保護施設に移動させて飼育・繁殖をさせて守る試みのことです。
埼玉県内の水辺でも多くの生き物が減り、時には絶滅しています。国内の他の場所で生息していたとしても、その地域の遺伝的多様性がなくなってしまうことは大きな事態です。少しでもそれを食い止めるために飼育繁殖技術の向上が不可欠ですが、それを支える装置や設備も高額なものが必要になることが多いです。現在もムサシトミヨやミヤコタナゴなどで活動をおこなっていますが、他の種に対しても検討しています。
また、当館は公園内の施設であるという性質上、敷地外での調査や保全活動に直接充てられる予算には限りがあります。今回の「P&A募金」は、これらの地道な保全・調査活動の道具の購入等に充てることができ、展示の枠を超えたこれらの活動を前へ進めるための、大きな一助になると考えています。
展示の充実
水族館は、皆様に水辺の生物や環境に興味を持っていただくための社会教育施設です。「楽しい」「興味深い」と感じていただき、生物たちの本来の生息域まで想像できるような空間づくりが非常に大切です。
今回の募金は、上記の「動物福祉」や「生息域外保全」の取り組みを土台としながら、結果として生物たちがより生き生きと輝く姿を観察し、さらに深く興味を持っていただけるような、解説や展示環境の充実にも合わせて活用する予定です。
