埼玉県こども動物自然公園

クオッカが死亡しました

掲載日:2021年6月2日

6月1日(火)にクオッカのオス「ダイ」が死亡しました。解剖の結果、死因は心不全でした。

5月29日から急に体調を崩し、治療を続けていましたが、6月1日の朝に死亡を確認しました。
9歳以上(年齢不明)という年齢でしたが、28日まではいつも通り過ごしていたので非常に残念です。 

ダイは令和2年3月13日に、オーストラリアのフェザーデール野生生物園より来園した4頭のうちの1頭です。警戒していた来園直後でも、しばらくすると余裕を持った様子で動き回っていました。馴れない環境の中、他の個体もそれを見て落ち着いて過ごせていたように思います。
どっしりと構えた大きな体から「ダイ」という名前に決まり、これまでに4頭のこどもたちのお父さんになってくれました。 

長旅を乗り越えて埼玉にやってきてくれたダイ。みなさんにクオッカという動物のことを知ってもらうきっかけになっていたらと思います。
今までありがとう。

放飼場で休んでいるダイ
ダイの写真

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