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暖かい贈り物
(2017年12月30日)
 

       

冬になると恒例のカピバラの湯浴みですが、ついに新しい設備が完成しました。カピバラ舎の後ろにボイラーが設置され、蛇口をひねるとお湯の出る設備です。今まで、飼育管理室から車の付いたポリタンクでお湯を運んでいましたから、その手間の軽減たるや半端ではありません。また、カピバラたちに壊されたりしないように高い所につけたお湯の出口も滝のようにお湯が落ちて、これまたカピバラたちに好評です。若干お湯が飛び散って、ご覧になっている方の所まで届いてしまうこともありますが、プラ船にお湯がたまってくれば大丈夫なようです。今まで、お手伝いのいる日祭日と出勤数の多い平日にしか実施できなかった湯浴みですが、これからはもっと回数を増やすことができそうです。今年の冬は寒さが厳しそうですが、ビッグなプレゼントをもらったカピバラたちには暖かい冬になったようです。


(小髙)




 冬の3点セット
(2017年11月29日)
  

         
 

放飼場がイチョウの落葉で黄色に染まる日々がやって来ました。

と、いうことでカピバラたちも冬仕様に。
お部屋は一度解体して再建築。落ち葉のプールも始めました。そして、いよいよ12月からは今年も湯浴みを始めます。湯浴みカレンダーできました。


(小髙)




地名
(2017年10月31日)
    

  
 

他人に場所を伝える時には、目印になるものを使うと間違いが少なくなります。カピバラの放飼場もそんなに広いわけではありませんが、池あり東屋あり出入り口は2か所ありとそれなりです。そんな中、池の特定の場所に名前をつけてあります。いつもここで水を飲みます。ここで用をたします。よくここから池に入ります。と言うことで、ここをラ・メール半島と呼ぶことにしています。カピバラたちをしばらく観察していると、みなそれぞれにお気に入りの場所があるようで、なぜそこを選んだのかを考えると個性が見えてくるようで楽しいですよ。  


(小髙)




どんぐりころころ枝もころころ
(2017年10月12日)
   

   

カピバラの放飼場には、昨年枝おろしをした時に残した太い枝をおもちゃになればと置いておいたのですが、誰も興味を持たず放飼場の中央にまとめて置いたままになっていました。それが今は広範囲にバラバラに散っています。なぜかと言えば…。

枝おろしをしたその木は放飼場の脇にあったスダジイでした。毎年この時期になるとドングリをたくさん放飼場に落としていました。でもさすがに今年は落ちる数が減ったようです。それを探してカピバラたちはコンクリートの上だけではなく、枝の隙間も熱心に探したようで、まとめて置いてあった枝がバラバラになったというわけです。


私たちは、動物たちが少しでも幸せに暮らしてくれるよういろいろな工夫をしています。その中には、食べるものが簡単に手に入らないようにする工夫もあります。食べ物を探してもらうのです。今回、木の枝をおもちゃにしようとしたことはうまくいきませんでしたが、食べ物を隠すという点でとても役に立ちました。日々位置の変わる枝を見て、気持ちは複雑です。まっいいか。役にたったし。



(小髙)




ちゃんと食べてますか
(2017年10月3日)
  

         

結局、最後にはこうなってしまう毎日ですが、コハル母さんがお腹いっぱいになれば、いつかピースにも順番は回ってきます。頭数分に分けて乾草を置くこともできるでしょうが、コハル母さんがにらみを利かせ、きっと同じ結果になる気がします。まだまだ、池に入ったまま東屋を利用するので、乾草は毎日全部回収しています。一日2回十分な量を置いているはずですが、こんな姿を見るとつい足りないかもと思ってしまいます。でも、気持ち良くて寝転がったピースやラ・メールのパツパツのおなかを見ると、決してそんなことはないようです。


(小髙)




まつ毛の不思議
(2017年9月15日)
  

  
 

ある日、作業の途中でカピバラたちが寄ってきたので、何気なく顔のパーツを一つづつ眺めていました。初めはアップになったパーツで個体識別ができるかどーかなどと3頭を見比べたりしていたのですが、突然おかしなことに気が付きました。カピバラのまつ毛は上にしか生えていないのです。人には長さは違えど上下に生えています。ですから、まつ毛がないならともかく、あるのに上だけとは思いもよりませんでした。毎日チェリーに目薬を点眼しているのに、ちっとも気づいていませんでした。なんてことでしょう。他の動物たちのまつ毛がどんなであるか気になって仕方がない毎日です。


(小髙)




警戒レベル
(2017年8月31日)
 
 
           

年に3回行う園内除草の作業が8月末の休園日に行われました。私たちが飼育作業に現場に出てゆくよりも早い時間から、園内には刈払機の音が響いています。入口付近から始まって、サル舎、小獣舎、ツル舎と順番に進み、このあたりで私たちが獣舎に入る時間と除草作業の行うところが同じになります。カピバラ舎に到着する頃にはちょうど職人さんの休憩となり、しばらく静かになりました。朝ごはんが始まり、掃除をしていると再び機械の音がしだすのですが、やっぱり今回も警戒態勢を取るカピバラが2頭。2頭?あれ、カピバラって放飼場に3頭いませんでしたっけ?3頭いますが警戒態勢を取るのは2頭。コハル母さんとラ・メールです。仲の良い2頭とはあまり言えませんが、申し合わせたように東屋の裏で様子伺いです。その間ピースはいつもと変わらず乾草を咥えてあちこちふらふら。2頭揃ってのこの態勢、結構警戒レベル高いと思うよ、ピース!

カピバラ舎内のチェリーは食事続行。耳を澄まし、音が一番近くに来た時だけ、裏のパドックに避難。結構ちゃっかりさんです。


(小髙)




人の気も知らないで
(2017年8月14日)
  

  
 

少し涼しい日が続いていますが、やはり暑い夏です。暑い夏となればカピバラたちの日課は池で泳ぐこと。池遊びをすることの少なかった大宮の子供たちですが、静かに池に浸かることは好きです。早ければ立春を過ぎたころから池に入るコハル母さんは特別だとしても水遊びと言えば今でしょう。水嫌いのピースでさえ朝ごはん前から池に浸かる毎日が続いています。でも、困ることが一つ。池から出てきたまま、体中からしずくを垂らしながら東屋に乾草を食べに来るので床が水浸しです。せっかくの乾草が濡れてしまって食べられなくなってしまいます。(いやいや、食べないのはあなたたちですけど)毎朝掃除をして、床を乾かして新しい乾草を準備するのに台無しです。どうか一度でよいので、東屋に入る前にブルブルをしてください。お願いします


(小髙)




SNS映えする写真を目指して撮ってみた話
(2017年7月31日)
 
 
  

大きなスイカにかぶりついている写真を撮ってみたくて、今までも何回かチャレンジはしてみたけれど、3頭が勝手な方向を向いたり、誰かがよそ見したり、なかなかうまくいきません。もちろんこんなことは仕事ではありませんが、楽しい写真が撮れて、たくさんの人が幸せな気持ちになれたらいいなと思い、機会があれば試していました。そして、やっとちょっといい写真がお見せできます。池のカメたちが良い味をだしていますね。


(小髙)




こわがり
(2017年7月15日)

  
 

先日の休園日に、園内の機械除草の作業が行われました。刃の付いた機械を使用しますし、刈られた草が周りに飛び散ります。来園者の方のいる日にはできないこのような仕事は休園日を利用して行われます。園路はコンクリートと石畳みなので、草が生えているのは園路と獣舎の間です。大きな音が動物たちには少し迷惑なのですが、音は少しづつ移動していきます。そんなに長い時間ではありませんし、年に何回かあります。たいていの場合は慣れていきます。

しかし、何故か慣れないヒトがひとり。


コハル母さん。だと多くの方は思われたでしょう。ちがうんです。もちろんコハル母さんも、音のする方に向かって立ち警戒は怠りません。でも食べることは止めません。ピース坊ちゃんは全く意にも留めません。と言うことで、ラ・メールが正解です。餌を食べることもせず、東屋の後ろに隠れていました。そういえば、何かあると橋の下に隠れるのもラ・メールでしたっけ。それだけ警戒心が強いということでしょうか。いざという時、生き残るのはラ・メールかも。


(小髙)




好き嫌い
(2017年6月30日)
 
            

食べるもののはずなのにお布団になってしまう時があると思えば、やり忘れてしまったのかと疑うほど空っぽになっていたり、カピバラたちの好みはなかなか見極められないのですが、好きか嫌いかはわかるようになってきました。青草は大好きですが、種類は決まっています。どんなものでも食べるわけではありません。キャベツや白菜も大好物ですが、イチゴやオレンジは食べません。食べないわけではありませんが、カボチャやセロリは後回しです。動物園では、ペレットと呼ぶ必要な栄養を含んだ固形のえさを使うことが多く、たいていの場合好んで食べるのですが、ここのカピバラたちには人気がありません。乾草の人気がない時はペレットを多めに使いますが、あまりうれしいことではないのかもしれませんね。また、たくさんの種類の食べ物から栄養を取ってもらいたいと願っているのですが、まずはカピバラたちのお眼鏡にかなうかどうかが問題です。
 


(小髙)




ホテイアオイの池
(2017年6月15日)
 
 
       


今年もさいたま水族館よりホテイアオイをいただける季節になり、週に1回ホテイアオイを池に浮かべています。もちろん、池に浮かべた次の瞬間からカピバラたちのご飯と化していきます。カピバラたちにとって、これが主食と言うわけではありませんが、生の植物はお腹いっぱいになるようで、お昼を過ぎた頃には皆パツパツなお腹でお昼寝をしています。それでも夕方になれば、みんなでご飯下さいコール始めるのですが、いつもと違うことは、夕ご飯が残り少なくなってもコハル母さんが子供たちを追い払わないことです。いつもなら、自分の分を確保するためか子供たちが威嚇され、ごはんのそばから離れていきます。でも、ホテイアオイのある時は、ごはんの時間がとてものんびりです。ホテイアオイのない日に、母さんに追い払われた子供たちは他の所でご飯をもらいますが、母さん、離れていればOKなようです。でも、それが必要ないってすごいね、ホテイアオイ。



(小髙)




ちがいを教えて下さい
(2017年5月31日)
  

     

 

放飼場の東屋の床には乾草が敷いてあります。乾草はカピバラたちの基本的なえさですが、冬の寒い時期はもちろん寒さをしのぐお布団の役割も担っています。でも、そろそろお布団の仕事はしなくても良い季節になってきたので全部回収し、日々食べる分だけ置くようにしてきました。ところが今使っている乾草があまり気に入らないらしく、食べ残しがたくさんでてしまい、お布団になってしまいました。私たちが使っている乾草は30kgが1つの単位で、6~8個を一度に搬入しています。気に入らなくても食べてもらうしかありません。私には手触りやにおいが違うのはわかっても、どちらもおいしそうな良い香りに思えます。でも、彼らには彼らの言い分があるようです。どうぞ私にわかるようにちがいを教えてください。


(小髙)




新たな同居人
(2017年5月12日)
 

          

毎日使っている所なのに担当の私は全く気付かないまま、カピバラ池に同居人が増えていました。カピバラ池は水の出ている所が一番浅く、飛び石を越えたあたりから深くなっています。最後のオーバーフローで排水マスへ流れ出るところの手前が一番深くそこへはカピバラは入ることはできません。排水マスの上はよくトイレに使っていますし、そこで水を飲んでいる姿も良く見かけます。しかし、その深い一角に彼らはいつの間にか住み着いていました。おそらく、まだ出会ったことはないのだと思いますが、武器を使われない限り気にしないと思われます。でも、戦ったらピースなら負けそうです。


(小髙)




 母さんの体重
(2017年4月29日)

           

飼育の日のイベントの時にコハル母さんの体重を量ってみることにしました。計量計の付いた台車に乗ってもらうだけなので、それほど難しいことではありません。ピースやラ・メールは初めての時からいとも簡単にやってのけます。しかし、コハルはとてもとても臆病です。めずらしいものは嫌いです。でも昨年の計量記念日にはこちらの予想通り時間はかかりましたが1回乗ってくれたので体重を測ることができました。ですから、今回も大変だろうけどきっと量れるに違いないと思いました。そして、無事今回も量ることができました。イベント嫌いな母さんです。放飼場の周りを人が囲んでしまうと逃げ場がないように思えてしまうのかもしれません。ピースやラ・メールに気を紛らわせてもらいながら楽しくはかるのがコツかもしれません。ちなみに体重はほとんど変わっていませんでした。


(小髙)




記憶力
(2017年4月15日)
 

   

気は優しくて人懐こい。でも、空気が読めなくてちょっとぬけてる、と言えばもちろんピースのことです。食事時にはいつも一番最初にコハルに追い払われて、ちょっと気の毒に思いますが、一番最初に新しい乾草にありついているわけでもあります。

先日、固形飼料がだいぶ広い範囲にばらまかれてしまい、コハル母さんやラ・メールのいるところから離れたところにあるものが目に付いたので、拾い集め、石齧りを始めていたピースの所に持っていきました。手のひらから食べ物を取ることはめったにないので、最初は戸惑っていましたが、何とか食べました。それでその日のお話は終わりです。そして次の日、母さんに追われたピースは屈んで見ていた私の所にやってきたのです。まさか今日もおいしいものを持っていると思った?もしかして昨日のことを覚えている?ちょっと衝撃でした。

ふらふらと放飼場の中を歩いているようにみえて、実はお気に入りの石の記憶を探して歩き回っているのかも。ピースがちょっと賢く見えてきました。


(小髙)




石選び
(2017年3月30日)
 

           

今に始まったことではありませんが、ピースは石齧りがお気に入りです。コハル母さんに怒られてしまったときや、ラ・メールと小競り合いになった時、さっと身を引いて石探しに移るのがピースの常です。始めた時は小さなものだったのが、最近では大丈夫ですかと言うほど大きなものになっています。それはそれは熱心に口を動かしているので、何かを食べているものと思われる方も多いようです。が、口の中に入っているのは石です。私に言わせるとただの石です。ピースにとっては放飼場にあるたくさんの中から選び抜いたとっておきの1つなのでしょうが、私にはその良さがさっぱりわかりません。残念ながら、やっている理由もわかりません。歯磨きと呼んでいる所も多いようですが、いったいこれは何なんでしょうか?本人は大変気に入っているようですが、歯を折ってしまわないかとか、呑み込んでしまったらどうしようかとか心配をしている担当者です。 


(小髙)




 そろそろ最後の
(2017年3月15日)
  

  
 

月も半ばになると、卒業式やら転勤やらとなんとなく気持ちがふわふわしてきて(自分は関係いのに)何やら気忙しい気がしてしまいます。気温が上がってきて、外に出た時上着を脱ぐようになると春だなぁなんて思います。でも、池で泳ごうと、花粉が飛ぼうと、大宮のカピバラたちは、緑のコンテナが登場すると何の疑いもなく(たぶん)お湯に入ります。湯気がほとんど見えないくらい暖かい日でも、2つのコンテナに分かれまったり。途中、コハル母さんが子供たちのコンテナに乱入するものの、そこは慣れたものでさらりとかわし、さらにのんびりの3頭です。カピバラの湯浴みもそろそろ終わりの時期になりました。毎回、一人でゆっくり入っていたチェリーもみんなと一緒に終わりです。暖かくなって、お風呂の代わりに池で泳げるようになるとより健康的な生活ができるでしょう。春よ来い、早く来い!です。


(小髙)




初泳ぎ
(2017年2月28日)
  

         
 

春一番がふいた2月17日。大宮のカピバラたちは今年の泳ぎ始めを披露いたしました。

春一番は、立春を過ぎた後の一番初めに吹く南風のことなので時期は毎年変わります。今年はやや遅めだった気がしますが、おかげで気温も上がり、初泳ぎと相成りました。水辺の生き物のカピバラたちは皮膚と被毛のために水にはいることは重要です。寒い間は小さなコンテナで我慢していた訳ですから、池で泳げるのはたぶんうれしいことだと思います。水から上がってブルブルと数回体を震わせれば、ほとんどの水は吹き飛んでしまいます。高い体温と日差しはあっという間に体を乾かすことでしょう。コンテナのおふろでも、池で泳いでも彼らにとっては大差ないことなのかもしれません。その後は暖かさと寒さが行ったり来たりで、まだ定期的に泳ぐまでにはなっていないカピバラたちです。もっとも池で泳いだのはコハル母さんとラ・メールだけです。ピースが泳ぐ季節はまだまだ先です。


(小髙)




コハルのベストポジション
(2017年2月15日)
 

  
 

放飼場の東屋の中には、いつでも食べられるように乾草が置いてあります。変わりばんこに食べに行けばよいのにと思うのですが、団体行動の好きなカピバラたちはそうはいきません。一番立場の弱いピースはまだコハル達が他の餌を食べているうちに行くことが多いようですが、みんなが一斉に行こうとすると、やっぱりコハル母さんが一番良い所に座ります。こうなると2頭のこどもたちは、母さんの顔色をうかがいながらこっそり食べるしかありません。

もちろん十分な量があるので、そのうち母さんがお腹いっぱいになって休憩に入るのを待っても遅くはありません。でも、みんなが食べているときに一緒に食べた方が良いらしく、微妙なポジション取りは今日も続いています。


(小髙)




放飼場の風よけ
(2017年1月27日)
  

  
 

放飼場の脇にあるスダジイが、園路に大きな日陰を作ってしまったり、鳥たちの止まり木になって園路が糞で汚れたりしていたので、少し大きく剪定することになりました。休園日に1日かけて剪定された木はとてもさっぱり。そして、大量の枝の山となりました。枝は、止まり木や爪とぎ用にいつでも必要なものです。太さや長さで、サルやインコやネコの放飼場に運んだものの大量に残りました。そこで、カピバラの放飼場の風よけを作ってみました。作ったといってもフェンスに沿って枝を葉っぱ付のまま積み上げていったのですが、何とか役に立つ壁ができました。日々葉は枯れていくようですが、カピバラたちはたいして気にならない様子で一日中つまみ食いをしています。気のせいか、餌の時間にピースがコハルに怒られる回数も減ったように思います。あと1か月もすれば池に入るようになりますが、それまでが一番寒い時期でしょう。少しでも、ゆっくり過ごせる時間ができたら良いなと思っています。


(小髙)




違和感って知ってる?
(2017年1月14日)
 
 
           

カピバラの放飼場にある東屋のカピバラ舎側の一辺は、板が外れるようになっています。

とても寒かったり、風が強い時は別にして開園時間中は板を外してあります。中には常時乾草が入れてあり、いつでも食べられるようになっています。でも、一度「お布団」になった乾草は食べないらしく、少しづつ量が増えている感じ。でもまだまだ寒くなりそうなのでそのままにしてあります。そこに毎朝、新しい乾草が置かれるのですが、このところ寒い日があるので、乾草の置かれる時間に板があったりなかったりします。彼らは、この変化をどう受け止めているのでしょう。行けるはずなの行けない。いつもは見えているのに見えない‥。いろいろ考えてしまいます。いつもと違うことは行動に変化を作れるので良いことだとは思います。でも、期待を裏切ってるかも。嫌われることしてない?とか。でもきっと彼らはこう思っています。“他に何かおいしいものある?”


(小髙)
 



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